鮫皮おろし 亰利 わさび卸

鮫皮おろし 亰利は、ワサビおろしの最高峰です。熟練の技が作り出す日本の道具です。丁寧になめした鮫皮を厳選し、丸型の木台に貼り付けてあります。天然素材の鮫皮で卸したわさびは一味違います。わさびがクリーム状になり、すりおろすほどに鼻にツーんとくる刺激と独特の香りが広がり、わさび本来の美味しさを引き出します。こだわりの板前さん御用達、お寿司屋さん、料亭さん、おそば屋さんに最適。
●材質:鮫皮


商品名/サイズmm | 定価(円) | 税込価格 (円) |
個数 半角で |
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ebm5-0525-0401 鮫皮おろし 亰利 超特大 A131×B122×C245mm |
26,400円 | ||
ebm5-0525-0402 鮫皮おろし 亰利 特大 A120×B110×C223mm |
23,100円 | ||
ebm5-0525-0403 鮫皮おろし 亰利 大 A88×B80×C148mm |
6,160円 | ||
ebm5-0525-0404 鮫皮おろし 亰利 中 A70×B63×C120mm |
4,510円 | ||
ebm5-0525-0405 鮫皮おろし 亰利 小 A56×B50×C91mm |
2,860円 |
「鮫皮おろし金(さめがわおろしがね)」は、主に本わさびをすりおろすために使われる、非常に繊細かつ高級な和の調理道具です。高級寿司店や日本料理店などで定番の道具で、わさびの味・香り・食感を最も引き出せる道具として知られています。
■ 鮫皮おろし金の特徴
1. おろし面に「本物の鮫皮」を使用
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おろし面には、ネズミザメなどの鮫の皮が使われ、非常に細かいザラザラした粒子(ヤスリ状)になっています。
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この構造により、わさびの繊維を極めて細かく、空気を含ませながらすりおろすことができます。
2. わさび本来の香り・甘み・辛みが際立つ
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金属製のものと違って、えぐみが出ず、舌触りが非常に滑らか。
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おろすことで辛みが一気に立つのではなく、口当たりまろやかで、後から鼻に抜ける香りが豊かになります。
3. 職人技による手作り
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高級品は、土台にヒノキやサクラの木を使い、職人が手で鮫皮を張りつけています。
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一枚一枚が工芸品のような美しさと実用性を兼ね備えており、寿司職人などプロの料理人に愛用されています。
■ 使い方のポイント
● 本わさびのすりおろし方
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鮫皮おろし金を濡れ布巾の上などで滑らないように安定させる。
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本わさびの茎側(根元)を少し斜めにカットして、断面をおろし面に当てる。
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円を描くように、やさしくこするようにしてすりおろす。
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力を入れず、じんわりと表面をなでるような感覚で。
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おろしたわさびは、箸の裏やヘラなどでまとめて取り出す。
● 他の使い方(基本的にはNG)
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鮫皮はデリケートなので、しょうが・にんにく・大根など他の食材には不向き。
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主に本わさび専用として使うのがベストです。
■ お手入れ方法
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使用後はすぐにぬるま湯で軽く洗う。
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鮫皮の表面を指や柔らかい歯ブラシなどで優しくなでるように洗浄。
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洗剤は使わず、水洗いのみが基本。
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使用後はしっかり乾燥させることが最重要。
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湿気が残るとカビ・劣化の原因になります。
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長く使うことで鮫皮が摩耗した場合は、張り替え修理可能な製品もあります。
■ メリット・デメリットまとめ
項目 | 内容 |
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◎ メリット | 本わさびの風味・香りを最大限に引き出す/なめらかな食感/見た目も上品 |
△ デメリット | 高価/使用目的が限られる(ほぼ本わさび専用)/手入れが必要 |
向いている人 | 和食のプロ、本格的にわさびを楽しみたい人、道具にこだわる料理好き |
■ まとめ
鮫皮おろし金は、
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「本わさびを最高の状態で楽しむ」
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「和食の香りや繊細さを大切にする」
ための、特別な道具です。
丁寧におろせば、辛みだけでなく、芳香・甘み・旨味を兼ね備えたわさびになります。
