R-2A、R-3D共通の説明です。

特長は?
●高速回転で処理時間短縮(秒速調理)効率アップ。又、オプションアタッチメントを取り付けることにより野菜スライサーにもなります。

●食材に応じて処理時間を調整すると肉・魚はミンチからペーストやムースに、野菜はみじんからピューレ状になります。

●フランス料理はもとより各料理店の他、病院・老人ホーム・研究所等幅広い分野で使えます。

用途
●食材を粉砕、撹拌する機械です。

各部の名称

                                 

カッターの特長と用途
●平刃カッター
牛、豚肉などの粉砕をはじめ、野菜などの切り刻みに最適です。
※レバームース、ソーセージ用挽肉、白腸詰め、パテなどに最適。
                        
●波刃カッター(オプション)
主に堅いものの粉砕をはじめ、製菓製パン用の生地づくりに最適です。
※エビ、貝類などの甲殻類の粉砕。とりのガランティ、サーモンムース、ブリオッシュ、マジパンなどに最適。 

                           

カッターの研ぎ方
●カッターは機械を使用するたびに研ぐのが望ましく、研ぐときは付属の砥石で軽く研いでください。
特にパセリを処理した後は、よく研いでください。 

                             

操作手順
【調理を始める前に、容器、容器蓋、平刃カッターをきれいに洗浄してください。】

1.容器を本体に取り付けてください。

<容器の取り付け方>
1)容器の取手のある方を手前にし、中心よりやや左に向けて、本体のモーター軸に差し込んでください。容器取付けベースのツメに、容器ガイド部がはまります。
2)容器の取手を持ち、反時計方向に“カチッ”と止まるまで回してください。取手が前面中央にきます。
3)容器の取り外し方は、取り付け方の手順を逆に行ってください。

2.平刃カッターを取り付けてください。平刃カッターを、モーター軸に差し込み、左右いずれかに回して“コトン”と落ち込む位置まで下げてください。

3.調理する材料を容器内に入れてください。1回に調理できる量は、調理材料により異なりますが目安として容器の1/3〜2/3の範囲内の量を入れてください。

4.容器蓋を取り付けてください。容器蓋の取付け方
1)容器蓋の安全スイッチ用マグネットがある方を手前にし、中央よりやや左に向けて容器にのせてください。
2)容器蓋を軽く押さえながら、蓋安全スイッチ用マグネット部分が取手の位置にくるまで、反時計方向にしっかり回してください。
3)蓋安全スイッチ用マグネット部が、取手の上部にある蓋安全スイッチの上にきて同時に容器の縁にある3ヶ所の容器蓋ガイド(左、右、後)が、容器蓋のガイド用突起にはまります。

【R−3B】

5.コンセントに接続されているプラグアダプターに、電源プラグを差し込んでください。

6.操作スイッチを入れて調理をしてください。
1)連続調理スイッチ(緑色)を押すと、カッターが連続回転します。

2)停止スイッチ(赤色)を押すと、回転が止まります。

3)テンポラリースイッチ(黒色)を押すと、押している間だけカッターが回転します。テンポラリースイッチは、調理の最初に固形物の食材をある程度の大きさに刻む必要がある時に使用します。その後は、連続調理スイッチで運転をしてください。

4)運転中、容器蓋をゆるめると蓋安全スイッチが働いて回転が止まります。

7.容器蓋は、透明になっていますので処理の状態を見ながら操作スイッチを「入」「切」にさせてご使用ください。 

8.容器蓋中央の開口部は、投入口になっています。追加の調理材料や調味料はこの投入口より追加投入することができます。

9.処理が終われば停止スイッチ(赤色)を押して機械を止めてください。

10.容器蓋を時計方向に少し回して取り外してください。

※容器蓋は、カッターの回転が完全に止まってから取り外してください。

11.カッターをつけたままで、容器を本体から外し、他の容器に調理物を取り出してください。この際、付属のヘラをご利用ください。 

注意事項
1.本機は、食材を粉砕、撹拌する機械です。目的以外のものには使用しないでください。

2.ご使用の前には、平刃カッター、容器、容器蓋など食材に接する部分をきれいに洗浄してください。

3.平刃カッター(および、オプションの波刃カッター)の刃は非常に鋭利ですから取扱いに十分注意し、置き場所の安全にも気を配ってください。

4.容器、カッターが正しくセットされ、容器蓋がしっかり締まっているかをよく確認してから調理スイッチを入れてください。容器蓋の取り付け方が悪いとスイッチが入りません。

5.必ずカッターを先に取り付けてから、調理材料を入れてください。

6.運転中は、危険ですから投入口より指、箸、スプーンなどを入れないでください。

7.容器蓋を開ける際は、カッターの回転が完全に止まっていることを確認してから開けてください。

8.液体物を処理するときは、R−2Aの場合は0.9リットル、R−3Bの場合は1.3リットル以内で処理してください。ブレードケーシングの上端より多く液体物を入れますと、モーター軸部より機械の内部に流れ込み、故障の原因になります。

9.高温のものの処理可能温度は、最高80度Cです。80度C以上の熱いものは入れないでください。

10.調理材料は入れ過ぎないようにしてください。1回に調理できる量は、調理材料により異なりますが、目安としい容器の1/3〜2/3の範囲でご使用ください。

11.機械にはモーター保護装置が内臓されています。モーターは長時間運転した場合や、調理材料を入れすぎた場合、保護装置が働いて自動的に回転が停止します。このような場合は、停止スイッチ「◎」を押して機械を止め、モーターへの過負荷の原因を取り除き、モーターを約30分程度休ませてください。モーターが作動できる温度まで冷えますと、再度使用できます。

12.機械を収納する場合は、容器蓋をゆるめておいてください。蓋を締め付けて、安全スイッチを押した状態で収納しますと、安全スイッチの故障の原因になることがありますのでご注意ください。

13.調理中および調理終了後に機械の運転を止める時は、必ず停止スイッチ「◎」(赤色)を押して止めてください。運転中に容器蓋をゆるめて運転を止める使い方をしますと、本体内蔵のプリント基板とモーターを損傷し、故障の原因となります。

14.調理途中で食材が粘度を増した状態の時は、テンポラリースイッチ「」の操作は避けてください。モーターが過負荷状態になり、異常な電流が流れて本体内蔵のプリント基板とモーターを損傷し、故障の原因となります。

15.容器蓋とカッターのプラスチック部は、高温洗浄すると変形したり、変色する恐れがあります。なるべく80度C以下のお湯で洗浄してください。

洗浄で注意すること
1,動物性脂肪や蛋白質を含む食品(牛乳、魚、肉など)を処理した時は特に慎重に除菌洗浄を行ってください。洗浄が不行き届きの場合、処理物のカスが腐敗したり、雑菌が繁殖して健康障害の原因になることがあります。

2,洗浄時、温水を使う場合は、必ず湯温を45度C以下にしてください。45度C以上の湯を使うと、回転させた時熱を持ち、火傷をする恐れがあります。

3,カッターおよびステンレス容器は、洗浄後、水分がついたまま放置しますと錆びる可能性がありますので、水気を切り、完全に乾燥させてください。

4,掃除をする時、クレンザー、酢酸、ベンジン、ガソリン、シンナー、などは使わないでください。傷がついたり破損の原因になります。

5,除菌洗浄を行う際の洗浄剤は、無泡性および低発泡性の除菌洗浄剤を使用し、入れすぎないようにしてください。濃度が濃すぎると金属、プラスチック、ゴムの部品を損傷します。

6,気泡性、強力な浸食性、有毒性のある洗浄剤は絶対に使用しないでください。

7,塩素系の洗剤をご使用になる場合は、各部品を漬け置きにしないでください。腐食の原因となります。

8,回転させる容器内の予備洗浄では、絶対に台所用中性洗剤は使用しないでください。

9,除菌洗浄剤、殺菌剤の使用については、各々の定める使用濃度および、使用上の注意事項に従ってください。

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